FC2ブログ

なぎさホテル  伊集院静  



逗子なぎさホテルを舞台に綴った自伝的随想


なぎさホテル

2011年7月発行 小学館 188p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

苦悩する若者を温かく受け入れ、家族のような目で見守ってくれた伝説のホテルとその人たち。絶望から再生へ、作家・伊集院静が誕生するまでの7年余りを初めて綴った自伝的随想15章。

【目次】(「BOOK」データベースより)

白い建物/ワンピースの女/夜の海/波頭/借金/追憶/最終選考/転機/湯煙りの中で/プレゼント/オンボロ船/潮風/帰郷/変わる季節/正午の針

感想 

   職もなくぶらぶらと海を見ていた青年を
   受け入れてくれた老舗のホテル。
   なんとも奇跡的なお話。だけど実話。

   こういうホテルがあったからこそ
   作家・伊集院静は誕生したのでしょう。
   
   I支配人の度量の大きさが
   ホテルマンとしての理想の姿なのでしょうか。

   ホテルはただ人を泊めるだけの場所でなく
   前へ進む力をくれるところでもあるのかな。

   伊集院さんのようなあふれる才能はないけれども
   生き悩んでいる若者を受け入れてくれる
   こんな なぎさホテルのような場所があるといいな。
   
スポンサーサイト



少年譜  伊集院静  


少年譜

2009年2月発行 文藝春秋 205p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

大人になるまでに通らねばならぬ厳しい道程に優しく光をあてる傑作少年小説集。17年前に発表された幻の短篇2作収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)

少年譜―笛の音/古備前/トンネル/腕くらべ/朝顔/茶の花/親方と神様

感想

   昭和の少年たちと 彼らを見守る大人たちのたたずまいが美しい。
   きちんと生活し きちんと勉強する少年たち。
   あたたかく見守り 教え諭し 道を示す大人たち。
   静かな感動をもらえる短編集でした。