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白樫の樹の下で  青山文平  



賄賂塗れの田沼時代から清廉な松平定信への過渡期。御家人3人の剣術仲間を巻き込む辻斬り「大なます」。傑作時代ミステリー。


白樫の樹の下で

2011年6月発行 文藝春秋 254p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

いまだ人を斬ったことがない貧乏御家人が刀を抜くとき、なにかが起こる。第18回松本清張賞受賞作。

感想 

   剣術道場の師範代である
   幼なじみの貧乏御家人3人が
   とある事件をきっかけに 
   行く道を違えていく。

   そんな中、江戸の町には
   大膾(なます)と呼ばれる辻斬りが横行する。

   3人は辻斬りに関わっているのか。
   真相はどこにあるのか。
   登場人物の誰もが怪しくて
   どきどきしながら読みました。

   泰平の世の中にあっては
   武士であること、
   剣をつかうということが
   無意味なことになりつつあり
   それに対する武士たちや町人たちの
   あがきが悲劇を生んだように思いました。

   文章に省略が多いのかな。
   注意深く読んでいないと
   話が見えなくなった箇所がいくつかありました。
   

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