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女神のタクト  塩田武士 ☆ 



30歳で職も男もなくした明菜。ひょんなことから瀕死のオーケストラに関わることに。貧乏楽団と引きこもり指揮者、強すぎる女が巻き起こす、まさかの感動物語!


女神のタクト

2011年10月発行 講談社 280p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

どう見てもたよりない指揮者と、あまりに濃いメンバー。偶然、オルケストラ神戸に足を踏み入れた明菜だが、そこで封印していた「音楽」への思いを呼びさまされー。笑いがいつしか感動になる、猪突猛進・情熱物語。

感想 

   30歳で職と彼氏をなくした明菜が
   ふらりとやってきた神戸の海辺で
   不思議な老人・白石と出会う。

   彼の依頼により、とある指揮者を
   神戸の弱小オーケストラの指揮者として
   無理やり引っ張ってくる。

   そこからどんどんパワフルに
   弱小楽団や指揮者を盛り立てていく様子が描かれています。
   熱血でコミカル。そして人情深い。

   楽団のみんなが個性を発揮し
   次第にひとつになっていく勢いがいい。
   そして後半はしっとりと。

   笑いと感動をありがとう!
   
   ラフマニノフのピアノ協奏曲第三番や
   ベートーベンの交響曲第五番「運命」や
   エルガーの「エニグマ変奏曲」から「ニムレッド」など。
   音楽のシーンでは音が聞こえてくるようでした。

   弱小楽団が演奏会を開くという
   メインのストーリーのほかに、
   明菜や白石という老人、指揮者となった拓斗、
   各楽団員などのこれまでのエピソードがはさまれ、
   それがお話に奥行・陰影を与えていたように思います。

   あとコネタがいちいち面白い!
   関西出身の作家さんならではでしょうか。
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