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アッティラ!  籾山市太郎 




アッティラ!

2011年11月発行 光文社 216p
 
【内容情報】(「BOOK」データベースより)

突然町に現れた大きなキャンピングカー。その中では、アッティルカイラーと名乗る移動民族が夜な夜な彼ら独自の音楽を演奏していた。会社員、キャバクラ嬢、パニック障害。少しの寂しさを抱える町の住人たちは、アッティルカイラーたちが奏でる音楽と振舞われる料理に惹きこまれていく。恋は素敵!酒はうまい!子供はかわいい!アッティルカイラーが紡ぐ極彩色のフレーズが、何の変哲もない彼らの生活を鮮やかに染め上げていく!第4回小説宝石新人賞を受賞した表題作のほか、書下ろし中編を含む3編に流れるのは、人生を照らす肯定感。

【目次】(「BOOK」データベースより)

アッティラ!/ほもよろを/マルチャペル

感想

   第4回小説宝石新人賞受賞作「アッティラ!」を含む
   3つの短編。

   表題作はアッティラ王の導きによって日本にやってきた
   フン族の末裔たちが独自の音楽を奏でて
   知り立った人たちに影響を与える、っていう
   架空の設定のお話。

   無国籍の人たちと日本人との
   それぞれの事情や思いが溶け合って
   濃いエネルギーが満ち溢れていました。

   彼らの奏でる独特の音楽が文字で表されていて、
   そこから他の人はどんな音楽を想像するのかなぁ。

   表題作のほか「ほもよろを」も「マルチャペル」も
   ダジャレとスピリチュアルと音楽要素の入った物語。
   3つの中では私は「ほもよろを」がいちばん好きです。
   吉村君の気持ちがやさしくていいな、と思いました。


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