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沈黙の町で  奥田英朗   



沈黙の町で

沈黙の町で
著者:奥田英朗
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2013年2月発行 朝日新聞出版 512p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

中学二年生の名倉祐一が部室の屋上から転落し、死亡した。屋上には五人の足跡が残されていた。事故か?自殺か?それとも…。やがて祐一がいじめを受けていたことが明らかになり、同級生二人が逮捕、二人が補導される。閑静な地方都市で起きた一人の中学生の死をめぐり、静かな波紋がひろがっていく。被害者家族や加害者とされる少年とその親、学校、警察などさまざまな視点から描き出される傑作長篇サスペンス。

【感想】

   中2男子の転落死にまつわる話。
   いじめか事故か。
   中学生の世界が次第に明らかになり、
   親たちの悲しみ・不安は増大する。

   ひきこまれて一気に読んだけれど
   現実にもありそうで怖いお話。

   そして読みながら
   「いじめられる子には理由がある」と思いそうになる
   自分が怖い。

   中学生男子が転落死するというスタートは
   宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証』と同じだけれど、
   あちらは学校内裁判ということで
   「これはフィクション」と自分の中で
   安心して読んでいた部分があった。

   こちらはそのリアルさゆえに逃げ場がない。

   現実の中学生たちが楽しい学校生活を送れるよう
   願わずにはいられない。

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