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鬼はもとより  青山文平   



鬼はもとより

鬼はもとより
著者:青山文平
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2014年9月発行 得間書房 325p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

どの藩の経済も傾いてきた寛延三年、藩札掛となった奥脇抄一郎は命を賭すにたる御勤めと確信。飢饉の際、藩が命ずる実体金に合わない多額の藩札刷り増しを拒み、藩札原版を抱え脱藩。江戸で、表向きは万年青売りの浪人、実はフリーの藩札コンサルタントとなった。各藩との仲介は三百石の旗本・深井藤兵衛。次第に、藩札による藩経済そのものを大本から立て直す仕法に至った矢先、東北の最貧小藩から依頼が…。剣は役に立たない時代、武家が穀潰しでなくなる方策とは?三年で赤貧の小藩に活気ある経済状況をもたらしうるか!

【感想】

   今回の直木賞候補作の一つ。

   江戸時代中期、
   藩札を使って藩財政を健全化する方法を伝授する
   脱藩浪人と
   藩札に藩建て直しのすべてをかける
   貧しい藩の重役との壮絶な三年間。

   藩の経済を考えているのに、
   「死」を覚悟しているのが
   武士なんだなあと感銘を受けた。

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