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ビオレタ  寺地はるな   



ビオレタ

ビオレタ
著者:寺地はるな
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2015年6月発行 ポプラ社 222p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

婚約者から突然別れを告げられた田中妙は、道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになる。そこは「棺桶」なる美しい箱を売る、少々風変わりな店。何事にも自信を持てなかった妙だが、ビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめる。人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心のすきまにしみこむ温かな物語。第四回ポプラ社小説新人賞受賞作。

【感想】

   困ったな。

   こういうお話、好きなんだけど。

   ショックを受けた若い女性が、
   新たに出会った人たちと触れ合いながら、
   自分を見つめ直し取り戻していくお話。

   出会ったのは、
   行き場のないものを入れる
   「棺桶」と呼ばれる小さなきれいな箱を作って売る
   雑貨店の女店主たち。

   「余白は大切」とか、
   「さびしいのは標準仕様でしょ、なんていうか、人間の」とか、
   「人の言動を深読みして、利口になったつもりかな」とか、
   「みんなさ、人になにかしてもらうことばっかり考えてさ」とか。

   自分から動くことを
   そっと、穏やかに諭してくれる言葉たちが好きだなあ。

   で、何に困ったかと言うと、
   このお話、
   冒頭に女性が飲食店で
   婚約者から婚約破棄を言い渡される場面があるのよね。
   それが彼女のショックを受けた事柄。

   そして、
   目標や欲望や大切だと思ったことを
   ノートに書くの。

   彼女を導くのが年上のぶっきらぼうな女性であるとか、
   ホットケーキとか、
   レース編みとか。

   そういうのが出てくるお話、
   読んだことがあるんです。
   しかもそれは大好きな本なので、
   困ってしまったのです。

   そういう、似たようなモチーフがでてくる、ってこと
   よくあることなのかな。
   いいのかな。

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