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嘘の木 フランシス・ハーディング
![]() 嘘の木 [ フランシス・ハーディング ] |
2017年10月発行 東京創元社 416p
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
高名な博物学者サンダリー師による世紀の発見、翼ある人類の化石。それが捏造だという噂が流れ、一家は世間の目を逃れるようにヴェイン島へ移住する。だが噂は島まで追いかけてきた。そんななかサンダリー師が死亡する。娘のフェイスは父の死因に疑問を抱くが…。謎めいた父の手記。嘘を養分に育ち、食べた者に真実を見せる実のなる不思議な木。フェイスはその木を利用して、父の死の真相を暴く決心をする。コスタ賞大賞・児童文学部門賞をダブル受賞した大作ファンタジー。
【感想】
イギリスヴィクトリア朝の時代、
科学に興味を持つ14歳の少女が
父親の死の真相究明に立ち向かう。
女性にとって窮屈な時代、
彼女の奮闘がたくましく、
また彼女の気づきが尊く、
ストーリーとともに女性の自立にも思いをはせられて
面白かった。
ひとつファンタジー要素あります。
もともと著者がファンタジー作家で、児童書として書かれたとのこと。
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