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地下鉄道 コルソン・ホワイトヘッド
![]() 地下鉄道 [ コルソン・ホワイトヘッド ] |
2017年12月発行 早川書房 400p
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
コーラはランドル農園の奴隷だ。身よりはなく、仲間たちからは孤立し、主人は残虐きわまりない。ある日、新入りの奴隷に誘われ、彼女は逃亡しようと決意する。農園を抜け出し、暗い沼地を渡り、地下を疾走する列車に乗って、自由な北部へ…。しかし、そのあとを悪名高い奴隷狩り人リッジウェイが追っていた!歴史的事実を類まれな想像力で再構成し織り上げられた長篇小説。世界を圧倒した奴隷少女の逃亡譚。ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞、カーネギー・メダル・フォー・フィクション、シカゴ・トリビューン・ハートランド賞、レガシー・フィクション賞、インディーズ・チョイス・ブック・アワード受賞!ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーAmazon.comが選ぶ2016年のNo.1。
【感想】
19世紀前半、
ジョージアの大規模農園で奴隷となっていた
十五歳の少女コーラの逃亡譚。
当時、実在した「地下鉄道」という奴隷の逃亡を助ける組織を
まさしく地下を走る鉄道として描く。
苦難の末行き着いた地で彼女が新たに直面する現実や、
彼女の逃亡を助けた人々の運命に、
200年前にそこにあった事実や
まだ今にも続くその苦しみを思い背筋が寒くなった。
けれど読んでよかったとも心から思う。
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